アコムで借入を考える時に返済方法をみてみると、複数の返済方法があるので迷ってしまい、どちらを利用したらいいのか分からないという方も多いです。
また、返済日を把握することができていないと、返済計画を立てることができずに余計な出費が出る可能性もあります。
実際にアコムの借入状況によっては、返済方法を選び間違えると利息が高くつき損をしてしまいます。
今回はアコムについて返済方法によってどれくらい利息に差がつくのか、また返済日はいつになるのかを詳しく説明していきます。
アコムの返済には二つの返済サイクルがあり、それによっては返済するときの利息が変わってくることがあります。
なぜかというと、返済サイクルによっては返済期間が短くなるので、その分利息も減るということです。
返済サイクルは以下の通りです。
上記の二つの方式について説明していきます。
返済日を自分で自由に選ぶことができる返済サイクルです。
指定した返済日がアコムでは休業日であった場合は、翌営業日が返済日となります。
自由に返済日を選ぶことができ、ライフスタイルに合わせた借入をすることができるので便利ではありますが、この返済サイクルには注意点があります。
それはこの返済サイクルでは30日間の無利息期間サービスが適用されないことです。
無利息期間中に返済を済ませようと考えているのであれば、この返済サイクルは選ばない方がいいでしょう。
また、指定さた返済日より15日以上前に返済をすると、前月分の追加返済となってしまいます。
追加返済扱いとなり、その月の毎月の返済はまた別にかかってしまうので注意してください。
文字通り35日のサイクルで返済を行います。
例えば、1月1日に借入をしたなら、その日の翌日から数えて35日が返済日となります。
35日の返済日よりも早く返済した場合は、その翌日からまた35日後が返済日となります。
こちらの返済サイクルでも自分の都合に合わせて返済をすることができます。
ですが、返済日によって次の返済日が決まるので、スケジュールの管理が難しくなってしまいます。
予定を忘れしまいがちの方は返済日にアラームをかけておくか、アコムの公式ページで返済日の確認をしておくのがいいでしょう。
アコムでは公式ページに「ご返済シミュレーション」というツールがあるので、迷ったら利用してみましょう。
アコムでは返済サイクルが二つあり、借入額によってどちらが安くてお得に利用できるかが決まります。
以下の条件で、実際の総返済額を表にまとめましたので参考にしてください。
借入金額 | 毎月1回払い | 35日ごと |
---|---|---|
10万円 | 10万9,018円 | 10万9,710円 |
20万円 | 21万9,040円 | 21万9,425円 |
30万円 | 32万9,074円 | 32万9,141円 |
40万円 | 43万9,109円 | 43万8,856円 |
50万円 | 54万9,146円 | 54万8,569円 |
上記の表を見るとわかる通り、10万〜30万円の借入では毎月1回払いの返済が安いですが、40万〜50万円では35日ごとの返済の方が安いです。
このように借入金額によって適している返済サイクルがあります。なので、どちらか迷っているのであれば、まずは「ご返済シミュレーション」を利用してみてください。
アコムでは返済サイクルをいつでも変更することができるので、返済期間が長くなる場合はまずは35日ごとの返済を利用するのがいいでしょう。
初めての借入なら35日ごとの返済では無利息期間が適用されます。この期間の後に返済サイクルを変更をすることで、利息を安く抑えることができます。
返済日を変更するには、コールセンターに連絡することで変更することができます。
アコムでは最後に借入たときの金額に一定の割合をかけて計算をする定率リボルビング方式により、毎月の最低返済額を出しています。
一定の割合は以下の通りです。
利用限度額 | 一定の割合 |
---|---|
30万円以下 | 借入残高の4.2%以上 |
30万円超、100万円以下 | 借入残高の3.0%以上 |
100万円超の場合 | 借入残高の3.0〜1.5%以上 |
上記の割合が借入残高にかけられます。
例えば、20万円を借入したとすると、4.2%の割合が適用されるので、以下の式の通りになります。
1,000円以下の金額は切り上げで計算されるので、上記の式だと毎月の最低返済額は9,000円となります。
アコムでは条件を満たしていれば、30日間を利息無料で利用することができます。条件は以下の通りです。
この無利息期間に返済することができれば、利息がかからないので無料での借入をすることができます。
この期間より長期の借入になる方でも最初の月は無利息で利用できるので、返済サイクルを35日に設定しましょう。
返済サイクルはいつでも変更することができるので、無利息期間の後に借入額に応じて変更するようにしましょう。
アコムの返済方法は6つあり、以下の通りです。
それぞれの方法によっては、利用できる時間帯や手数料が違っているのでご説明していきます。
インターネットでは24時間いつでも手数料無料で利用することができます。
場所を選ばずに深夜でも利用することができるので、仕事で忙しい方や、家から出られない方などには非常に使いやすい返済方法になります。
アコムATMも手数料を無料で返済することができます。
ほとんどのアコムATMは24時間対応していますが、一部では対応していないATMもあるので確認しておくのがいいでしょう。
アコムATMでは硬貨での支払いができないので千円単位での返済となります。
もし端数分が残ってしまう場合は無利息残高となり、利息はつきませんがアコムとの契約が残り続けることになります。
端数を返済したい場合は、インターネット・店頭窓口・銀行振込を利用しましょう。
提携ATMではセブン銀行のみが返済手数料を無料で利用することができます。
提携ATMはコンビニに設置してあれば、深夜でも利用することができます。
ですが、毎週月曜日の午前1時〜5時まではアコムの定期点検が入るため、この時間は利用することができません。
また、店舗によっては利用できる時間が少しだけ違う場合があるので確認しておきましょう。
店頭まで行かないといけないので忙しい方には向かない返済方法となりますが、一つ一つを確認して利用することができるので安心して返済をすることができます。
利用できる時間は平日の9時30分〜18時までとなっているので、分からないことや不安なことがある場合は利用してみましょう。
毎月6日に登録した金融機関の口座から自動で引き落として返済する方法です。
スケジュール管理が大変な方や、うっかり忘れてしまう方には利用しやすい返済方法になっています。
手数料も無料で返済できるので便利ではありますが、別途に手続きが必要であり、反映されるのには2〜3ヶ月程度の期間がかかってしまいます。
最初の月の返済には間に合わない可能性があるので注意してください。
アコムでは返済が遅れてしまった場合には、遅延賠償金が請求されてしまいます。
この遅延が長引くと書面で督促状が届き、さらに長引くと何度も電話がかかってくるようになります。
催促が長い間続くと最悪利用停止となり、借入残高分を全額請求になることもあるので、そうなる前に必ず相談をするようにしましょう。
また、遅延賠償金以外にも、信用情報に遅延した記録が残ってしまいます。この信用情報にキズがついてしまうと、これから借入やローンを最低でも五年は利用できにくくなります。
遅延をしないように計画的な借入をするようにしましょう。
遅延賠償金は金利20.0%を日数に応じて計算されます。
例えば、20万を借入しており10日間の遅延をした場合は、計算の求め方は以下の通りです。
もし、どうしても返済期日に間に合わない場合でも、期日の前の日にでも必ず電話で連絡をするようにしましょう。
アコムでは返済日を自分のライフスタイルに合わせて選ぶことができるので返済計画を立てやすいカードローンとなっています。
ですが、借入残高や返済方法によってはお得に利用できる方法が違ってくるので、シミュレーションをすることが重要になってきます。
利息や手数料で返済総額が多くなり損をしないためにも、無利息期間やサービスをきちんと理解して上手く活用するようにしましょう。