イオンを知らないという方はあまりいないと思いますが、イオンが展開している銀行カードローンについて知っているかと聞かれると答えられる方は少ないのではないでしょうか。
イオンの中で買い物をしていれば自然と目に入るカードローンのご案内。内容自体を知らずに通り過ぎているだけだと、少し損をしているかも知れません。
今回はそんなイオン銀行カードローンについて、イオンが選ばれている大きなメリットから借入までの流れやポイントについてをご紹介していきます。
イオン銀行カードローンは流通大手のイオンが展開しているサービスなので、優れたメリットが充実しています。その優れた5つメリットを以下にまとめました。
以上のメリットについてをご紹介していきます。
イオン銀行カードローンでは、イオン口座を持っていなくても申込みをすることができます。
なので、これ以上口座を持ちたくない人や、口座を作らされるカードローンを利用しなくても借入をすることができます。
口座を作るにはスムーズに手続きができないと、1週間以上とかかってしまい素早く行動ができなくなってしまうので口座が不要なのは利便性が高いです。
もちろん、イオン口座があるのならそちらを利用した方が便利です。イオン口座でしか利用できない機能もあるので、口座開設ができるのら検討してみてください。
イオン銀行カードローンの金利は、年3.8%〜13.8%となっているので銀行カードローンの中でも十分に低金利であると言えます。
以下に他社の銀行カードローンでの金利をまとめたので参考にしてください。
銀行名 | 金利 |
---|---|
イオン銀行 | 3.8%〜13.8% |
オリックス銀行 | 1.7%〜17.8% |
三菱東京UFJ銀行 | 1.8%〜14.6% |
三井住友銀行 | 4.0%〜14.5% |
みずほ銀行 | 2.0%〜14.0% |
金利は借入額と毎月の返済実績を元に決まり、最低金利が適用されるのは限度額ギリギリの利用と何ヶ月かの返済実績が必要になります。
なので、基本は最高金利が適用されると考えた方がいいでしょう。
それをふまえても、イオン銀行カードローンの金利は他の銀行よりも低金利であるのが分かります。
イオン銀行カードローンでは借入が3万円以内であれ、毎月の返済額を1,000円まで抑えることができます。
カードローンで負担になるのが、毎月の返済額の多さにあります。低金利だからと何も考えずに高額の借入をしてしまうと、毎月の返済額に苦しまされてしまいます。
イオン銀行カードローンでなら、毎月の返済に苦しむことはありません。毎月の返済額が少ない設定になっているので、返済期間は長くなってしまいますがその分余裕を持って返済していくことができます。
イオン銀行では任意に返済することもできるので、余裕のある月は多めに返済して返済期間を短くすることもできます。
イオン銀行カードローンでは、イオン銀行ATMや提携しているATMでなら24時間365日を手数料無料で利用することができます。
イオン銀行ATMがイオンの中にあると店舗が閉まりしだい利用できなくなりますが、他で設置してあり店舗が営業中でならいつでも手数料を無料で利用できます。
また、コンビニのイーネットとローソンATMはイオンと提携しているのんで手数料を無料で利用することができます。
金融機関では、みずほ銀行・ゆうちょ銀行・三菱UFJ銀行・ろうきん・信用金庫・信用組合と提携しているので、利用することができます。こちらでは手数料がかかる場合がありますので、利用できる時間を確認して利用をしてください。
イオン銀行カードローンでは、イオン銀行の普通預金口座を返済用口座に指定することで、クレジットの決済や公共料金の支払いで残高不足になっている際に自動融資をすることができます。
この機能は事前に申込みをしていないと使用することができません。
仕事で忙しい時や、予定が多すぎて支払いのことを忘れてしまうことはよくあります。
その時に残高が不足していたり、手元にお金があるのに入金を忘れて返済が遅れてしまい、余計な出費や信用情報にキズをつけてしまうこともあります。
自動融資サービスに申込みをしていると、このような時にも安心することができます。ですが、以下の場合はサービスが適用されないことがあるので注意してください。
イオン銀行カードローンを利用している方なら、旧イオン銀行カードローンBIGのことを聞いたことがあるのではないでしょうか。
旧イオン銀行カードローンBIGは2017年(平成29年)11月末日に申込み受付を終了しており、その後はイオン銀行カードローンに変わりましたが実際に何が変わったのかを以下にまとめました。
大きく変わった点は上記の通りです。最低限度額が10万にまで引き下がったので、一般の方でもちょっとした贅沢に使いやすくなりました。
また、利用できるお金が多すぎると使い過ぎてしまう方にも、少額の利用で済ませることができるので嬉しい変更だと言えるでしょう。
イオン銀行カードローンではスマートフォンがあれば、ネットで24時間いつでも申込むことができます。公式ホームページへアクセスした後の申込み画面も見やすく入力しやすいので、ナビの通りに操作をすればスムーズに手続きできます。
これから実際に申込みをした際の流れを以下にまとめました。
1申込み
2審査開始
3在籍確認
4審査結果をメールにて通知
5契約手続き
6ローンカード受け取り
7借入
流れは上記のようになります。それでは、申込みができる条件からお伝えしていきます。
申込みができる条件を以下にまとめたので参考にしてください。
上記が申込みのできる最低限の条件です。配偶者に安定した収入があれば専業主婦の方でも借入をすることができます。
イオン銀行カードローンでは、本人確認の書類と収入を証明できる書類が必要になります。以下にまとめてありますので参考にしてください。
収入証明書類
源泉徴収票(前年度)のコピー
住民税の課税決定通知書のコピー
直近3ヶ月以内に発行された給与明細2ヶ月分のコピー
ローンカードを受け取る際に運転免許証の提出しなくてはいけませんが、持っていない場合は以下のものでも代用できます。
銀行カードローンでは総量規制の対象外ということもありましたが、今では銀行カードローンの審査も厳しくなってきています。
なので、イオン銀行のみならず他の銀行でも審査が特別に甘いということはないと思っていた方がいいでしょう。銀行独自の審査基準などもありますが、審査される基準は変わりません。
なお、イオン銀行カードローンも審査が特別に甘いことはありません。審査結果は1日〜5日ほどかかります。その審査が終わるとメールにて結果が知らされます。
イオン銀行カードローンでの審査では時間がかかるので、即日融資を考えている方は他社での借入を検討しましょう。
イオン銀行カードローンでは審査の中に在籍確認も含まれています。在籍確認は自身が働いている職場に電話をかけて確認を行います。もちろん確認は借入だと知られないように、銀行側が知り合いを装って対応してくれます。
専業主婦の方で配偶者に収入がある場合は、配偶者の職場に電話が行きます。スムーズに手続きを済ませたいのなら配偶者に相談した方がいいですが、借入を知られたくない場合は直接銀行に相談するのがいいでしょう。
在籍確認は申込み情報通りに職場できちんと働いているかを確認して、きちんと借入分を返済できる証明のために行われます。
なので、確認が取れなければ借入はできないので注意してください。
イオン銀行カードローンでは審査が通ると、佐川急便がローンカードを自宅に届けます。
このローンカードは佐川急便が本人確認を行ってからお渡しするので、受け取りも誰かが代理をすることはできません。
この時に本人が確認できる書類が必要になるので用意をしておき、必ず本人が受け取るようにしましょう。
ローンカードが届く前に1度メールで連絡が入るので確認しておきましょう。
先ほど上記でご紹介した条件を満たしているのに、審査が通らなかった場合は以下の問題が当てはまる可能性があります。
イオン銀行カードローンでは審査をしている保証会社が、イオンクレジットサービス株式会社とオリックス・クレジット株式会社です。この2つの会社で返済などでトラブルがあると審査は通りません。
また、年金受給者も収入がない場合は審査が通りません。
イオン銀行カードローンでの借入方法は、口座振込か提携ATMからの借入になります。
イオン銀行の口座を指定すれば、スマートフォンなどからでも24時間365日対応することができます。もちろん他の口座を指定するとができますが、営業日の15時までの手数料を負担しなくてはならないのでよく確認をしておきましょう。
提携ATMでは、イオン銀行かイーネット・ローソンATMでなら24時間365日、手数料を無料で利用することができます。
それ以外では、それぞれの営業日により手数料が変わるので確認をしておきましょう。
イオン銀行カードローンでは無利息期間は設定されません。以下の表に実際に利用できる限度額と金利をまとめたので参考にしてください。
利用限度額 | 借入利率 |
---|---|
10万円〜90万円 | 11.8%〜13.8% |
100万円〜190万円 | 8.8%〜13.8% |
200万円〜290万円 | 5.8%〜11.8% |
300万円〜390万円 | 4.8%〜8.8% |
400万円〜490万円 | 3.8%〜8.8% |
500万円〜590万円 | 3.8%〜7.8% |
600万円〜790万円 | 3.8%〜5.8% |
800万円 | 3.8% |
イオン銀行カードローンでは申込みの際に、「イオン口座での引き落し」か「ATM返済」のどちらかを選ぶことになります。
口座引き落としを選べる銀行カードローンはあまりないので便利です。また、ATM返済では借入と同じでATMによっては手数料を無料で利用できるのでイオン銀行カードローンは利便性が高いサービスとなっています。
イオン銀行カードローンでは、毎月20日が約定返済日となっています。
もし20日が休日や祝日の場合は翌営業日が約定返済日となります。
口座引き落としなら自動で20日に引き落とされますが、ATM返済を選んでいる場合は20日までに指定されている返済額を入金しましょう。
また、イオン銀行カードローンでは残高スライド方式を採用しており、前月末の借入残高にスライドして定期返済額が決まるようになっています。
以下に借入残高に応じた毎月の返済額をまとめているので参考にしてください。
借入残高 | 毎月返済額 |
---|---|
3万円以下 | 1,000円 |
3万円超5万円以下 | 2,000円 |
5万円超10万円以下 | 3,000円 |
10万円超20万円以下 | 5,000円 |
20万円超50万円以下 | 1万円 |
50万円超100万円以下 | 1万5,000円 |
100万円超150万円以下 | 2万5,000円 |
150万円超200万円以下 | 3万円 |
200万円超300万円以下 | 3万5,000円 |
300万円超500万円以下 | 4万円 |
500万円超600万円以下 | 5万円 |
600万円超700万円以下 | 6万円 |
700万円超 | 7万円 |
イオン銀行カードローンでは、毎月の返済の他にも任意で返済をすることができます。
毎月の最低限の返済額を支払っているだけでも問題はないのですが、それだと返済期間が長くなってしまい利息金額が高くなってしまいます。
イオン銀行カードローンは毎月の返済額を少なく設定しているので、返済が長期化しやすいカードローンとなっています。なので、お金に余裕がある月は任意返済で多めに返済して、返済期間を短くするのがいいでしょう。
そうすることで、自分に余裕を持ってお金をあまりかけずに完済することができるでしょう。
イオン銀行カードローンは、イオン銀行の口座を持っている人には非常に利用しやすいカードローンとなっています。
そして、他の銀行のカードローンなどよりも比較的に低金利なので、利息を抑えて安く借入を利用することができます。
ですが、借入までには時間がかかり即日融資をしたい方には向かないので、きちんと特徴やメリットを理解した上で利用を検討してみてください。