複数の金融機関からの借入があると「毎月、ひと月のうちに何回も返済日があって大変…」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
このような場合にぜひ活用したいのが「おまとめローン」です。複数の金融機関での借入を一つにまとめることにより、毎月の返済日を1回だけにできる場合があります。
例えば返済日が毎月3回あったものが1回だけに減ると、気分的にもとても楽になりますよ。
おまとめローンを行っている金融機関は様々ですが、今回はアイフルの商品「おまとめMAX」について、手続き方法や必要書類などにも触れながら紹介していきましょう。
「おまとめローンに興味はあるけど、システムがよくわからない…」という方もいらっしゃるかと思います。まずはこちらを簡単に紹介しておきましょう。
一気に全額返済ができるので、完済を行った金融機関からは利用限度額のアップなどの勧誘がある場合もあります。
ちなみにアイフルの「おまとめMAX」はカードローンではなく、返済のみの商品となっているので、返済しながらの新しい借入はできません。
ですが、先ほども記載した通り複数の金融機関の借入は一気に返済することができるので、「しばらくは借入をしないで返済に集中したい」という際には、ぜひ利用してほしい商品です。
またローンのおまとめを行うことにより、利息が膨らむことを抑え、結果的に返済額が少なくて済む、というメリットもあります。
しかしながらせっかく全額返済したローンですので、大きな金額を借りることは控えた方が良いでしょう。
さて複数の金融機関への返済から、下記のように金利が比較的低めのアイフルのみへの返済に切り替えれば、余計な利息が膨らむことも抑えられます。
アイフルのおまとめMAXの利用条件…
利用対象者 | 満20歳以上で安定した収入がある方 |
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使い道 | アイフルおよび他社借入金の借り換え |
利率(実質年率) | 3.0%〜17.5% |
遅延損害金(実質年率) | 20.0% |
契約限度額 | 1万円〜800万円 |
返済方式 | 元利定額返済方式 |
返済期間 | 最長10年(120回) |
担保、保証人 | 不要 |
利息は、借入期間が長引くほど、また借入金額が大きくなるほど大きく膨らみます。
また複数の金融機関から借入をしていれば、金融機関ごとに利息を取られますから余計に支払う金額が多くなります。
例えば、年利18.0%のA社に20万円の借入、年利16.0%のB社に30万円の借入があるとします。
利息を単純に計算すると、A社が200,000円×0.18=36,000円、B社の利息は300,000円×0.16=48,000円で、A社とB社を合わせた年間の利息は84,000円となります。
一方でアイフル一本にしぼってみましょう。アイフルで50万円の借入を行い、年間利率は15.0%の場合はどうでしょうか。
500,000円×0.15=75,000円におさまりました。利息が減ることで毎月の返済額自体も減らすことができます。
ローンをまとめることは、一ヶ月のうちの返済日が減って気持ちが楽になること以外にも、色々なメリットがあると言えるでしょう。
なおアイフルでの返済は銀行引き落としとなるので、わざわざ振り込みに行く手間などもかからず、とても便利です。
それではここからは、アイフルのおまとめMAXの申し込み方法などについて紹介していきましょう。
おまとめMAXに申し込むには、インターネットまたは申し込み専用ダイヤルから申し込みを行います。
申し込みフォームには、希望金額、氏名、生年月日、性別国籍、運転免許証の有無、免許証番号、住所やメールアドレス、勤務先や借入状況、申し込み結果の連絡方法などを入力します。
ちなみに申し込み結果の連絡方法は、携帯電話、自宅、勤務先を選ぶことができますので、自分の都合の良い連絡方法を選んでください。
その他に質問などがある場合は、申し込みフォームの最後に「その他要望質問など」を入力する欄があるので、そちらに入力しましょう。
電話での申し込みの場合はこれらを口頭で伝えることになりますが、「申し込みフォームへの入力が苦手」「インターネットでの操作に自信がない」という場合は電話での申し込みが良いでしょう。
申し込みを行うと、最短30分で審査結果の連絡があります。その後は契約手続きとなりますが、契約は郵送、または来店にて店頭窓口での契約が選べますので「近所に店舗がない」「店舗まで行けない」という方も安心です。
一方で「自宅にアイフルへの郵送物が届くのはちょっと困る」という方や「早めに手続きを行いたい」という場合は、店頭窓口での手続きがスムーズでおすすめです。
郵送での契約の場合…
来店して店頭窓口での契約の場合…
他社への返済は基本的には契約者本人が行いますが、場合によってはアイフルが振り込みを行うこともあります。
なお契約の際には、以下のような書類のうちいずれかが必要となりますので、忘れずそろえるようにしましょう。
本人確認書類…
本人確認書類に記載の住所が現住所と異なる場合は、現在の住所が記載されている以下のような書類のいずれかが必要となります。
運転免許証などに記載の住所に変更のあった場合は、警察署などで速やかに住所変更の手続きを行うようにしましょう。
その他、収入証明書類も必要となりますので、以下のようないずれかの書類のコピーも入手しておきましょう。
どの書類も有効期限内であることが必須です…契約の手続きがスムーズに進むよう、提出前には一度確認してから提出するようにしましょう。
今回の記事では、アイフルのおまとめローン「おまとめMAX」について紹介してきましたがいかがでしたか?
複数の金融機関からの借入は、返済日が月に何度もあることで気分的にも落ち着かないことが多いかと思います。
またそれぞれの金融機関から利息を取られてしまうので、余分に支払わなくてはならないお金も発生してしまいます。
おまとめローンはカードローンではないので新たな借入はできませんが、どうしても借入する必要のある場合は、完済した金融機関のローンを利用する、という方法もあります。
「しばらく返済に集中してすべて完済したい!」という方は、ぜひおまとめローンの利用を検討してみてはいかがでしょうか。