ネットキャッシングを利用することができる銀行も今ではたくさん目にします。ジャパンネット銀行のネットキャッシングもその1つです。
ネットキャッシングはスマートフォンなどのモバイルがあれば、どこでもいつでも借入をすることができ、全てをネットで完結できるのがメリットになります。
ジャパンネット銀行もそのメリットをあわせ持っているのでとても利便性が高いカードローンになりますが、何も知らない状態で利用しないようにしてください。
ジャパンネット銀行は人を選ぶ銀行であり、条件に合わない方が利用すると損をしてしまう可能性があります。
今回はジャパンネット銀行のメリットと合わせてデメリットの部分から、借入までの流れについてを全てご紹介していきます。
ジャパンネット銀行でのネットキャッシングは全ての方におすすめできるカードローンではありません。
銀行のカードローンでの大きなメリットは低金利で借入の際に利息を抑えることができることにありますが、ジャパンネット銀行は金利が高いので使いにくいカードローンになります。
ですが、ジャパンネット銀行のキャッシングでのメリットは別にあります。以下に大きなメリットとデメリットをまとめました。
メリット
デメリット
それではメリットとデメリットについてをご紹介していきます。
ジャパンネット銀行のネットキャッシングでは、新規の申込みの方に限り30日間の無利息で利用することができます。
銀行カードローンの中でも無利息期間のサービスを行なっているのはあまりありませんので、ジャパンネット銀行の大きなメリットと言えるでしょう。
この無利息期間は借入を行なった次の日から適用されるので、契約完了後に急いで借入をしなくても損をすることはありません。
この無利息期間を上手く活用できれば利息を払わなくて済むので、お得にキャッシングをすることができます。
ですが、指定した返済日に支払いができない場合は無利息期間も適用されないので注意してください。
ジャパンネット銀行のネットキャッシングは利用限度額が最大で1000万円に設定しているので、高額の借入で銀行カードローンを利用したい方にはお得に利用することができます。
限度額を1000万円に設定している銀行カードローンはあまりないので、高額の借入を考えているのならジャパンネット銀行はおすすめです。高額のキャッシングをすることで金利も低くなっていくので、安く利用することもできます。
ジャパンネット銀行のネットキャッシングでは、毎月の返済日を自分で選ぶことができるのでライフスタイルに合わせた借入をすることができます。
他の銀行カードローンにも返済日を選べる銀行はありますが、1〜28日・月末の全てに対応している銀行はめずらしいです。
給料日の後に返済したい時など、自分の都合に合わせて返済日を選ぶことができるのは嬉しいポイントです。
ジャパンネット銀行のネットキャッシングでは70歳未満の方でも利用することができるので、高齢の方でも借入ができる銀行になります。
銀行のカードローンでは年齢制限を65歳までに設定している銀行が多いので、高齢者の借入が難しくなっています。年金受給者も年金と他の収入源がなければ審査で落とされてしまいます。
ですが、ジャパンネット銀行のネットキャッシングでは高齢者でも審査が通りやすいです。年金受給者の年金を収入として審査してもらえるので、高齢者の方は比較的に借りやすい銀行になります。
ジャパンネット銀行のネットキャッシングは18.0%と最高金利が高く設定されています。
銀行カードローンを利用する方は低金利を目的に利用することが多い中で、ジャパンネット銀行は金利が高いのがデメリットとなっています。
高額の借入をしないと最高金利が適用されるので、普通にキャッシングをすると利息が高くなってしまいます。なので高額の借入をしない方は無利息期間を利用して、30日間で返済を完了できる額を設定するのがいいでしょう。
ジャパンネット銀行のネットキャッシングは口座を開設していないと利用することができないので、持っていない方は借入までに時間がかかってしまいます。
口座を持っていない方はキャッシングと同時に口座の申請をまとめて行うとスムーズに手続きをすることができますが、それでも持っている方と比べると時間がかかります。
また、口座をこれ以上持ちたくない方は、口座を増やさないといけないのでデメリットとなってしまいます。
ジャパンネット銀行のネットキャッシングでの申込みはネット完結のみとなっています。
また口座がない場合はキャッシングと一緒に申込むことができます。
ジャパンネット銀行の実際の申込みの流れは以下の通りです。
1公式ホームページより申込み
2本人確認の書類の提出
3仮審査・本審査
4結果をメールにて通知
5借入
流れは上記の通りです。口座を持っていない場合は申込みの際に持っていないを選択して手続きをしてください。書類の提出をネットでおこなえばスムーズに手続きを済ませることができます。
ジャパンネット銀行のネットキャッシングに申込める条件は以下の通りです。
上記の条件が最低限の基準となっています。
また、申込める年齢の条件は70歳以下となっていますが、借入に関しては満73歳となる誕生月の翌月1日までなら利用することができます。
以下の本人確認の書類と収入証明書の中からいずれか1点ずつのコピーをご用意ください。
収入証明書
源泉徴収票
住民税課税決定通知書
住民税課税証明書
給与明細(最新3ヶ月以内の1ヶ月分)
個人事業者の方
確定申告書(税務署の受付印もしくは受信通知、電子申請等証明データシートがあるもの)
納税証明書(その1、その2)
住民税納税通知書
住民税課税証明書
収入証明書はアプリなどでは提出することができないので、ホームページで紹介されているネットの画像アップロードを利用するとスムーズに進めることができます。
郵送での提出もできますが、時間がかかってしまうのでネットで完結できるようにしましょう。
ジャパンネット銀行のネットキャッシングは以前までは総量規制の対象外だったので即日融資を行うことができていました。
ですが、現在は規制が厳しくなり銀行のカードローンでも年収の3分の1以上の借入ができなくなり、審査が厳しくなりました。その分審査の時間も長くなり、即日融資ができなくなっています。
なので、ジャパンネット銀行では特別に審査が甘いということはありません。返済を遅らせてたり、他での多額の借入をしていたりするなど、審査基準を満たしていなければ審査は通りません。
審査の結果は申込みの翌営業日以降にメールにて送られてきます。
ジャパンネット銀行のネットキャッシングでは審査の1つに在籍確認が必ずあります。この在籍確認は、所得のある方の職場に電話で確認を行います。
この確認は実際に職場で働いていることを証明して、返済をすることができることを確認するために行われます。
なので銀行のカードローンでは必ず行われており、回避をすることはできません。書類の提出で回避できる銀行もあるかもしれませんが、新規の申込みの場合はどこでも行われると思った方がいいでしょう。
もし、在籍確認の電話で借入のことを知られるのではと考えるかもしれませんがそのようなことはありません。電話では知り合いなどを装って、借入が知られないように最大限の配慮をしてくれるのでバレることはないでしょう。
ジャパンネット銀行のネットキャッシングは審査が通りやすいとかというと、そのようなことはありません。
きちんとした審査基準があり、他社での多額の借入があったり、滞納などの返済トラブルがあったり、安定した収入がなかったりした場合は審査に通りません。
通りやすいと言われているのは、他の銀行よりも年齢制限の幅が広く、年金なども安定した収入として見られるので高齢者でも借りやすいところにあります。
また、配偶者に収入があれば専業主婦の方でも借入ができるのも審査が通りやすいと言われる理由の1つです。
ジャパンネット銀行のネットキャッシングでは「提携ATM」と「振り込み融資」の2つの方法があります。
提携ATMは以下の通りです。
毎月1回目は手数料を無料で利用できますが、2回目以降は利用額が3万円以下なら手数料がかかるので注意してください。
振り込み融資はネットかアプリで申請することができ、いつでも無料でジャパンネット銀行の口座に即時振り込むことができます。
以下の表に実際に利用できる限度額と金利をまとめたので参考にしてください。
利用限度額 | 借入利率 |
---|---|
100万円未満 | 18.0% |
100万円以上150万円未満 | 15.0% |
150万円以上200万円未満 | 12.0% |
200万円以上250万円未満 | 10.0% |
250万円以上300万円未満 | 8.0% |
300万円以上400万円未満 | 6.5% |
400万円以上500万円未満 | 6.0% |
500万円以上600万円未満 | 5.5% |
600万円以上700万円未満 | 5.0% |
700万円以上800万円未満 | 4.0% |
800万円以上900万円未満 | 3.5% |
900万円以上1000万円未満 | 3.0% |
1,000万円 | 1.59% |
ジャパンネット銀行のネットキャッシングでは返済方法は口座引き落としのみとなっています。
口座は指定することができず、ジャパンネット銀行の口座のみ利用することができます。
返済日は毎月1〜28日と月末から自由に選ぶことができます。自身のライフスタイルに合わせて返済日を指定できるのは嬉しいポイントです。
ジャパンネット銀行のネットキャッシングの毎月の返済額は、2つの元利定額返済方式
により設定されます。
元利定額返済方式(B)では月々の返済額は高めに設定してあるので返済額は高いですが、短期間で返済することができるので利息を抑えることができます。
元利定額返済方式(A)の実際の返済額をまとめましたので参考にしてください。
借入残高 | 毎月返済額 |
---|---|
10万円以下 | 3,000円 |
10万円超30万円以下 | 6,000円 |
30万円超50万円以下 | 1万円 |
50万円超80万円以下 | 1万5,000円 |
80万円超100万円以下 | 2万円 |
100万円超150万円以下 | 2万5,000円 |
150万円超200万円以下 | 3万円 |
200万円超250万円以下 | 3万5,000円 |
250万円超300万円以下 | 4万円 |
300万円超400万円以下 | 4万5,000円 |
400万円超500万円以下 | 5万円 |
500万円超600万円以下 | 5万5,000円 |
600万円超700万円以下 | 6万円 |
700万円超800万円以下 | 7万円 |
800万円超900万円以下 | 7万5,000円 |
900万円超1,000万円以下 | 8万円 |
元利定額返済方式(B)の実際の返済額をまとめましたので参考にしてください。
借入残高 | 毎月返済額 |
---|---|
50万円以下 | 1万円 |
50万円超100万円以下 | 2万円 |
100万円超200万円以下 | 3万円 |
200万円超300万円以下 | 5万円 |
300万円超400万円以下 | 6万円 |
400万円超500万円以下 | 7万円 |
500万円超600万円以下 | 8万円 |
600万円超700万円以下 | 9万円 |
700万円超800万円以下 | 10万円 |
800万円超900万円以下 | 11万円 |
900万円超1,000万円以下 | 12万円 |
ジャパンネット銀行のネットキャッシングでは返済をすることができずに遅延しそうな時に、1ヶ月分先に返済日を伸ばすことができるスキップ機能があります。
また初回借入では、最初に借入をした日にちから20日先まで返済日を伸ばすことができます。
ジャパンネット銀行のネットキャッシングはその時の状況に合わせて返済額を変えることができますが、金利が高いので毎月の返済額のみだと利息が高くなってしまいます。
なので返済を早く終わらせて利息を減らしたいのなら追加での返済を利用しましょう。
ジャパンネット銀行では、一部返済か全額返済で追加の返済をすることができます。
上手く活用できれば30日の無利息期間の内に返済を終わらせて、利息を無しにすることもできるのでお得に利用することができます。
ジャパンネット銀行のネットキャッシングは他の銀行カードローンと違い金利が高いので、上手く活用しなければ利息でお金がかかり損をしてしまうことになります。
それこそ同じ金利で無利息期間と即日融資を受けることもできる消費者金融を利用した方がお得な場合もあります。
ですが、高額の借入をしたい方、無利息期間を利用して返済を済ませられる方、高齢で借入を利用できない方、返済日を自由に選びたい方などの条件が合う方には利便性の高いカードローンになります。
それぞれの特性に合わせて、現状にあったキャッシングを利用しましょう。