楽天では楽天銀行スーパーローンと楽天カードによるキャッシングの2通りの借入方法があるのをご存知な方は少ないと思います。
実際に聞いたことがあるとしても、違いを聞かれると分からない方が多いです。この違いを知らないで利用していると損をしてしまう可能性があるのです。
今回は、その楽天銀行スーパーローンと楽天カードによるキャッシングの違いから、借入や返済の流れから楽天を利用するメリットについてをご紹介していきます。
楽天では、楽天銀行スーパーローンと楽天カードによるキャッシングと2通りあります。
どちらの利用がお得かというと、それは楽天銀行スーパーローンの方です。
楽天カードによるキャッシングでは制限されることが多いので、もし審査が通るのなら楽天銀行カードローンがおすすめです。
では、なぜ楽天銀行スーパーローンのキャッシングがいいのかを特徴・金利・限度額・返済方法を比較して説明していきます。
楽天カードによるキャッシングの利用に向いている方は、少額の借入で今すぐ借りたいという方や翌月にまとめて一括返済できる方に向いています。
楽天カードでのキャッシングは、カードに付属しているクレジット機能により行われます。なので、銀行ではなく消費者金融に借入をするという風に考えてください。
楽天銀行スーパーローンと比べるとデメリットが多いです。以下を参考にしてください。
楽天銀行のカードローンは、楽天の公式ページでは「楽天銀行スーパーローン」と言われております。
このカードローンのキャッシングに向いている方は、たくさんお金を借入したいが金利を抑えたい方、毎月の返済額を抑えたい方に向いています。
カードローンの審査で決められた限度額の範囲以内なら、借入と返済を自由に行うことができるので、必要な時に必要な金額だけを利用することができます。
ここでは、実際に借入限度額・金利・返済方法を表にまとめてあるので参考にしてください。
楽天銀行スーパーローン | 楽天カード | |
---|---|---|
借入限度額 | 10〜800万円 | 10〜100万円 |
金利 | 1.9%〜14.5% | 15.0%〜18.0% |
返済方法 | 口座引落 提携ATM ネット | 口座引落 |
楽天銀行カードローンのキャッシングでは先程ご紹介した特徴以外にも優れたサービスが充実しています。その優れたメリットを以下にまとめました。
以上のメリットについてをご紹介していきます。
新規で利用する方で楽天銀行スーパーローンと申込みと楽天銀行の口座を同時に行うと、初回の借入の翌日から30日間は無利息でキャッシングを利用することができます。
この申込みは楽天銀行のウェブサイトから行えます。
対象となるのは新規の方なので、すでに口座を持っていたり、楽天銀行スーパーローンの会員になっている方は利用できないので注意してください。
楽天銀行スーパーローンでは口座を作らなくてもキャッシングを利用することができますが、無利息期間の他にもポイントの付与などの特典が多いので同時に作ってしまうのをおすすめします。
楽天銀行スーパーローンでは、キャッシングの利用金額に応じて最大で3万ポイントもらうことができます。
さらに申込むだけで1000ポイントもらうことができるので、上手く活用することができれば3万1000ポイントもらうことができます。
楽天スーパーポイントは、楽天が運営している楽天市場でなら、「1ポイント=1円」で利用することができるます。
なので3万1000ポイントがキャッシングの利用でもらえるのは大きのではないでしょうか。
楽天銀行の金利は1.9%〜14.5%に設定されているので、銀行カードローンの中では低めに設定されています。
なので、高額の借入をしようと考えているのであれば、利息を安く済ませることができます。
また、長期での借入を考えているのなら、下限金利が安いのもメリットになります。長期で利用するなら返済実績を積むことができるので、その分金利も下げることができるからです。
もちろん他の銀行のカードローンでも金利の安い銀行は存在します。以下の表に他社の銀行カードローンを比較した表をまとめてあるので参考にしてください。
銀行名 | 金利 |
---|---|
楽天銀行スーパーローン | 1.9%〜14.5% |
オリックス銀行 | 1.7%〜17.8% |
三菱東京UFJ銀行 | 1.8%〜14.6% |
三井住友銀行 | 4.0%〜14.5% |
みずほ銀行 | 2.0%〜14.0% |
金利は限度額ギリギリを設定しない限りは、最高金利が最初は適用されます。
それを踏まえるとみずほ銀行の方が安く見えますが、金利だけが楽天銀行のメリットではありません。楽天銀行のメリットは金利が安いこともありますが、利便性の良さと審査の柔軟さにもメリットがあるのでよく検討してみてください。
ローソン銀行・イーネット・セブン銀行のコンビニATMなら深夜一部の時間をのぞいて、手数料を無料で利用することができます。
一部の時間は23時45分〜0時5分の20分ほどは利用できません。
また、コンビニだけでなくイオン銀行・三井住友銀行・みずほ銀行などの銀行とも提携しているので、これらの提携ATMでも手数料が無料で利用することができます。
ネットでの手続きでも、手数料は無料なので急にお金が必要なってしまっても安心することができるでしょう。
楽天銀行カードローンでは、20歳以上であるのなら学生でも申込みをすることができます。
ですが、アルバイトなどの収入がある学生に限られますので注意してください。
銀行のカードローンでは学生がキャッシングできるのは限られてしまうので、楽天銀行スーパーローンのようなサービス貴重です。
また、アルバイトやパートなどの収入がある程度あるのであれば、誰でも申込みをすることができるの誰でも利用しやすいサービスになります。
まずは、あなたが申込み条件を満たしているのかを確認を行いましょう。楽天銀行スーパーローンは条件を満たせば審査で優遇されることもありますが、最低限の条件を満たしていなければ審査を落とされる場合があります。
確認が取れたなら以下の流れで申込みを行います。
1申込み
2審査開始
3在籍確認
4契約手続き
5必要書類の提出
6手続き完了
7借入
流れは上記のようなになります。それでは、申込みができる条件をお伝えしていきます。
楽天銀行スーパーローンを利用できる方は以下の通りです。
上記が最低限の条件になります。この条件を満たしていなければ審査では落とされるので注意してください。
また、パートやアルバイト、専業主婦の方がキャッシングする場合は年齢は60歳以下でなければ借入はできません。
楽天銀行スーパーローンの申込みでは、本人確認書類と収入証明書類が必要になるため事前に準備しておきましょう。
楽天銀行スーパーローン申込書兼保証依頼書はウェブでの申込みなら不要になります。
以下の書類を準備しておきましょう。
収入証明書類
源泉徴収票
課税証明書
給与明細書
自営業の収入証明書類
課税証明書
確定申告書
楽天銀行スーパーローンのキャッシングの審査では、先程の条件や信用情報を元に審査されます。その後に勤め先への在籍確認の電話が行われます。
正式な審査などの基準などは公開されていませんので、最低限の条件は必ず満たして申込みをしましょう。
また、在籍確認に関しては必ず行われます。電話の相手はある程度の配慮はしてくれるので職場の方に知られることはまずありませんが、不自然な行動をとると知られることもあるので自然な言い訳などを考えておくといいでしょう。
楽天では会員になると利用して得られるポイントに応じて、ランクをあげることができます。ランクはレギュラー・シルバー・ゴールド・プラチナ・ダイヤモンドで別れています。
優遇は全ての会員が受けられるとは限りませんが、シルバー会員以上が優遇されることが多いです。
なので、楽天をよく利用しておりランクが高いのであれば、他社の審査で落とされても審査が通る可能性があります。
ですが、この優遇はあくまで他の銀行カードローンより審査が通りやすいだけであり必ずしも期待通りの結果が得られるとは限りません。また、楽天のサービスによる返済などで遅延したり、滞納をしたりしていると審査の通過は厳しくなるので注意しましょう。
先程紹介した条件を満たしているのに審査が通らない原因は、楽天銀行スーパーローンのキャッシングの審査に限りませんが以下の条件が当てはまります。
上記の条件が当てはまると審査を落とされる可能性があります。
また、楽天銀行スーパーローンの保証会社が「楽天カード株式会社」と「株式会社セディナ」と2つあります。
この2つの保証会社で返済の滞納などのトラブルがあると審査が通らない可能性があります。
楽天銀行スーパーローンのキャッシング方法は以下の3つです。
楽天銀行スーパーローンでは、提携しているATM以外にもネットや電話による手続きができます。他のカードローンではATMのみなどが多い中で、手続きの手段が多いのは利便性が比較的に高いと言えるでしょう。
実際に利用できる限度額と金利を以下の表にまとめたの参考にしてください。
利用限度額 | 借入利率 |
---|---|
800万円 | 1.9%〜4.5% |
600万円以上800万円未満 | 3.0%〜7.8% |
500万円以上600万円未満 | 4.5%〜7.8% |
500万円以上600万円未満 | 4.5%〜7.8% |
350万円以上500万円未満 | 4.9%〜8.9% |
300万円以上350万円未満 | 4.9%〜12.5% |
200万円以上300万円未満 | 6.9%〜14.5% |
100万円以上200万円未満 | 9.6%〜14.5% |
100万円未満 | 14.5% |
利率は変動金利となっているので、金融情勢などの変化により変わることがあるので、利用する前に公式ホームページで確認をしておきましょう。
楽天銀行スーパーローンでは、指定している銀行口座から引き落として返済をします。この口座は楽天銀行の口座でなくても指定をすることができます。
ですが、新銀行東京・ゆうちょ銀行・大和ネクスト銀行は指定することができないので注意しましょう。
また、楽天銀行カードローンでは返済が1日でも遅れてしまうと、翌日より遅延損害金を請求されます。
遅延損害金は、残っている返済額全額に年19.9%の割合で日にち分のを計算して請求されます。例えば、20万円を7日間遅れた場合で計算します。
損害金を支払わなければ、キャッシングを利用することはできなくなり、信用情報にも記録されるので今後のキャッシングを利用するときの審査が厳しくなるので注意しましょう。
楽天銀行スーパーローンでは返済日を指定することができます。指定できる日にちは、1日・12日・20日・27日から選ぶことができます。
ですが、27日は指定している口座を楽天銀行にしている場合のみ選ぶことができます。
銀行口座によっては指定できない日にちがあるので、確認しておきましょう。
楽天銀行カードローンでは、「残高スライドリボルビング返済」と「元利込定額返済」2つの返済方式をにより返済をしていきます。
これからその2つの返済方式について説明していきます。
残高スライドリボルビング返済とは、その月の借入残高に応じて返済額を決める方式です。
新規申込の方はこちらの返済方式になり、最低返済額は指定している返済日の15日前に決まります。
もし、前月の返済額が1万円で借入残高が30万円以下なら、翌月の返済額は5,000円になります。
利用残高 | 毎月返済額 |
---|---|
10万円以内 | 2,000 |
10万円超30万円以内 | 5,000 |
10万円超30万円以内 | 5,000円 |
30万円超50万円以内 | 1万円 |
50万円超100万円以内 | 1万5,000円 |
100万円超150万円以内 | 2万円 |
150万円超200万円以内 | 3万円 |
200万円超250万円以内 | 3万5,000円 |
250万円超350万円以内 | 4万円 |
350万円超400万円以内 | 4万5,000円 |
400万円超500万円以内 | 5万円 |
500万円超600万円以内 | 6万円 |
600万円超700万円以内 | 8万円 |
700万円超800万円以内 | 10万円 |
契約している利用限度額に応じて毎月一定の額の返済をすることができます。こちらは月々の返済額も多く設定されているので早めの返済をしたい方にはおすすめです。
新規申込みの方は利用することはできません。
利用限度額 | 毎月のローン返済額 |
---|---|
50万円以内 | 1万円以上 |
50万円超100万円以内 | 2万円以上 |
100万円超150万円以内 | 2万5,000円以上 |
150万円超250万円以内 | 3万5,000円以上 |
250万円超300万円以内 | 4万円以上 |
300万円超500万円以内 | 5万円以上 |
楽天銀行カードローンでは毎月の返済の他にも、余裕があるときにいつでも返済をすることができます。
支払いたい時に支払えるので、早めに返済を済ませたいと考えているのなら、その都度返済をするのがいいでしょう。利用残高を早く減らすことで利子も減らすことができるので、お金を節約することもできます。
楽天銀行カードローンは、ネット銀行なので金利が安かったり、提携ATMなら手数料が無料であったり、キャッシングの利用金額に応じてポイントがもらえたりとメリットが大きいカードローンです。
ですが、即日の借入には向いていないので、急ぎではなく高額の借入を考えている方などにおすすめのサービスです。
キャンペーンの時期に利用するようにすれば、ポイント多く貯められたりとお得に利用することができるので上手く活用するようにしましょう。