銀行カードローンの利用を考えているのなら、地方銀行の利用も検討したことがあるのではないでしょうか。地方銀行は指定された地域に居住しているか勤務をしていれば大手よりもお得に利用できることがあります。
横浜銀行カードローンもその地方銀行の1つです。利用するには口座を持っており、指定された地域に居住するか勤務していないといけませんが、条件を満たしているのなら検討する価値のある銀行カードローンになります。
今回は、横浜銀行カードローンについてどのようなメリットやデメリットがあるのか、申込みから借入までの流れまでについてご紹介していきます。
横浜銀行は地方銀行の中でも事業規模が大きいので認知度も高く、地方銀行カードローンとてもニーズの高いサービスを展開しています。横浜銀行カードローンが選ばれているメリットは以下の通りです。
また、横浜銀行カードローンは全ての方に合ったカードローンではなく、デメリットもあります。以下の通りです。
上記のメリットとデメリットについてご説明します。
横浜銀行カードローンでは口座があればWebで申込みを完結することができるので、来店をしなくても手続きをすることができます。
「横浜銀行残高照会アプリ」をダウンロードすることでスマートフォンでも手続きでき、どこにいても24時間いつでも申込みをすることができます。
アプリではその他にも残高や入出金明細の照会、ネットバンキングにログインすることで振り込みなども行うことができるので便利な機能となります。
横浜銀行カードローンは借入限度額を1,000万円と高く設定しているので、高額の借入などのまとまったお金が必要な方には便利な機能となっています。
大手でも中々ない限度額となっており、銀行カードローンなので低金利で利用できるので、急にお金が必要になっても安心して対応することができます。
横浜銀行カードローンは限度額を高めに設定しているので、おまとめローンとしても利用することができます。
おまとめローンは複数でカードローンやクレジットカードの借入がある場合に、借入残高を1つにまとめることができます。
この時に金利の高い会社で借入をしているなら、横浜銀行などの低金利の会社でおまとめローンを利用することでその会社でかかるはずだった利息を減らすことができます。
また、借入が多すぎて返済額を把握しきれない方にもおすすめのサービスとなっています。
ですが、過払金があり借入残高が残っている時にその請求をする場合は、ブラックリストに事故情報が記録される可能性があるので弁護士などにまずは相談するのがいいでしょう。
横浜銀行カードローンは利用できる地域が制限されているので、指定されている地域以外ではカードローンを利用することができません。
指定されている地域以外では利用することができないので、横浜銀行カードローンは利用地域に住んでいる方が使いやすいカードローンになります。
横浜銀行カードローンは口座を持っていないと利用することができないカードローンとなっています。
これ以上は口座を持ちたくない方や、できるだけ早く借入をしたい方には不便なサービスになってしまいます。
口座がなくても申込み自体はすることができますが、借入までの間に必ず口座を作る必要がります。開設の際は書類などをFAXや郵送で送らなくてはなりませんが、アプリを利用するとWeb上で手続きを済ませることができます。
Webでの口座の開設には1週間以上はかかってしまうので、事前に口座を用意しておくのがいいでしょう。
横浜銀行カードローンは全ての方におすすめできるカードローンではありません。
メリットと同じようにデメリットもあり、条件を満たさなければ利用しにくいサービスになります。
なので、横浜銀行だけでなく大手の銀行も選択肢に含めることをおすすめします。
以下の表に横浜銀行と大手銀行の特徴をまとめてあるので比較する時の参考にしてください。
金融会社 | 借入利率 | 借入限度額 | 審査の早さ | 口座開設 | ATM手数料 | 横浜銀行 | 1.5〜14.6% | 最大1,000万円 | 最短翌営業日 | 必要 | 無料 |
---|---|---|---|---|---|
三菱UFJ銀行 | 1.8〜14.6% | 最大500万円 | 最短翌営業 | 不要 | 当銀行、コンビニATM無料 |
三井住友銀行 | 4.0〜14.5% | 最大800万円 | 最短翌営業 | 不要 | 当銀行、コンビニATM無料 |
みずほ銀行 | 2.0〜14.0% | 最大800万円 | 1週間以上 | 必要 | 当銀行、提携銀行ATM無料 |
楽天銀行 | 1.9〜14.5% | 最大800万円 | 最短翌営業 | 不要 | 無料 | イオン銀行 | 3.8〜13.8% | 最大800万円 | 最短翌営業 | 不要 | 当銀行、コンビニATM無料 |
上記の表を見ると分かりますが、横浜銀行カードローンは大手銀行と比べてもそこまでサービスに差はないと言えます。
ですが横浜銀行では利用できる地域が制限されており、口座がないと利用することができません。口座がなければ借入までに1週間以上かかってしまうのは不便なポイントになります。
大手銀行では地域の制限なく口座なしでも利用できる銀行があるので、口座を持ってないけどなるべく早く借入をしたい方は大手の銀行カードローンを検討してみましょう。
横浜銀行カードローンでの申込みの方法は、インターネット・電話・郵送・FAXにより行うことができます。
インターネットでの申込みの流れは以下の通りです。
1公式ページから申込み
2審査
3審査結果の連絡(電話かメール)
4契約手続き
5カードの発行
横浜銀行カードローンでは口座があれば、申込み手続きをWebで完結することができます。口座がない場合はWebからの申込みをすることができますが、開設までに1週間以上かかることがあります。
ですが、口座の開設だけなら店舗の窓口からの申込みで、その日の内に口座を開設して通帳をもらうことができます。
なるべく急いでいるのであれば、店舗での申込みをするのがいいでしょう。
横浜銀行カードローンでの借入で必要になる書類は以下の通りです。50万円以上の借入限度額を設定する場合は収入証明書が必要になります。
収入証明書(いずれか1つを用意)
源泉徴収票
納税証明書(税務署の発行印があるもの)
確定申告書(税務署の受付印があるもの)
住民税決定通知書(市区町村長の発行印があるもの)
横浜銀行カードローンに申込る方の条件は以下の通りです。
上記の条件が満たされていないと利用することができません。
年齢は20歳以上とありますが、学生はカードローンを利用することはできません。学生でなければ、毎月の安定した収入が確認できればパートやアルバイトでも利用することができます。
また、配偶者に安定した収入があれば専業主婦でも借入をすることができます。安定した収入は年金も含まれているので年金受給者でも安心して利用できるカードローンとなっています。
ですが、横浜銀行カードローンでは利用できる地域が指定されています。指定されている地域は以下の通りです。
上記の指定された地域に居住か勤務をしていなければ、カードローンは利用することができないので注意してください。
横浜銀行カードローンでは保証会社がプロミスとなっているので、横浜銀行とプロミスで厳しく審査が行われます。
銀行カードローンではこの審査に時間がかかるため、即日融資などを行うことはできなくなっています。
なので、横浜銀行でも即日融資には対応しておらず、最短で翌日の借入となっています。
審査結果の通知はメールか電話で行われ、審査が通れば契約手続きに入ります。契約書類を提出すると、カードが発行されて借入をすることができます。
それでは、横浜銀行カードローンでポイントとなる審査についてをご紹介していきます。
銀行カードローンでの審査では、必ず在籍確認が行われます。在籍確認は申込んだ情報にある職場で本当に仕事をしているのかを確認するために行われます。
職場に電話をして確認をとり、銀行カードローンの場合は電話では銀行名で名乗ります。プライバシーが知られないように十分な配慮がされているので、職場の方に借入を知られることはほとんどありません。
専業主婦の場合は申込者に在籍確認の電話をするので、配偶者への借入が知られることはありません。
この確認が取れないと審査では落とされてしまうので、注意してください。
横浜銀行カードローンでは上記でお伝えした申込み条件以外にも審査の際に見られるポイントがいくつか存在します。以下の通りです。
他社での複数の借入や申込みも、返済時の負担を減らすために審査で見られるポイントになっています。複数で借入をしてしまうと、借入残高が多くなるので返済額も大きくなってしい審査で落とされる可能性があります。
また、横浜銀行カードローンでは保証会社がプロミスになっているため、プロミスで遅延や滞納などの金融トラブルを起こしていると保証を受けられなくなります。
他社でトラブルを起こしていても信用情報に記録されるので、審査では落とされてしまいます。また、返済の意思がないとも見なされるので、遅延や滞納はなるべく起こさないようにしましょう。
横浜銀行カードローンでの借入方法は、提携ATM・ネットバンキングの2つの方法があります。
利用することができる提携ATMは以下の通りです。
提携銀行ATM以外は無料で利用することができ、土・日・祝日でも借入をすることができます。
ネットバンキングによる借入では、24時間いつでも受け付けることができるので急にお金が必要になっても安心して借入をすることができます。
以下に横浜銀行カードローンで実際の限度額に適用される金利をまとめたので参考にしてください。
利用限度額 | 借入利率 |
---|---|
100万円未満 | 14.6% |
100万円以上200万円未満 | 11.8% |
200万円以上300万円未満 | 8.8% |
300万円以上400万円未満 | 6.8% |
400万円以上500万円未満 | 4.8% |
500万円以上600万円未満 | 4.5% |
600万円以上700万円未満 | 4.0% |
700万円以上800万円未満 | 3.5% |
800万円以上900万円未満 | 3.0% |
900万円以上1,000万円未満 | 2.5% |
1,000万円 | 1.5% |
横浜銀行カードローンでは増額審査が通れば契約中に限度額を引き上げることができ、増額した金額によっては金利を下げることができる場合があります。
増額審査では横浜銀行カードローンでの返済実績が見られます。
なので増額申請をする時は、最低でも半年以上の返済実績を作ってから申請をしましょう。
また、借入期間中に返済を1度でも遅延させている場合も、審査で落とされる可能性があります。このように審査に通る可能性が低い場合は、むやみに申請をするのは控えた方がいいでしょう。
利用時にトラブルを起こしている時に申請をすると、減額される可能性があるのできちんと実績を作ってから申込みましょう。
横浜銀行カードローンでの返済方法は、定例返済・随時返済の2つの方法があります。
返済をするには口座引き落とし・提携ATM・ネットバンキングで行うことができ、手数料はどれも無料で利用することができます。
提携ATMは返済で使えないものもあります。返済で利用できるATMは以下の通りです。
横浜銀行カードローンでの定例返済とは毎月の返済のことを言い、返済方法は口座引き落としのみとなっています。
この定例返済で決まっている返済日は毎月の10日となっており、この10日が土・日・祝の場合は翌営業日に変更されます。
返済額は借入残高に応じて決まり、最低返済額は2,000円からと低く設定されています。毎月の返済額が少ないので負担は少ないですが、借入期間が長期化しやすくなっています。
なので、この定例返済以外にも、随時返済を活用して多く返済をして行くことで利息を抑えることが大切になります。
随時返済では、一部返済と全額返済を利用することができます。一部返済を行なった月でも定例返済の引き落とし分は返済しなくてはならないので注意してください。
以下の表は定例返済で実際の借入残高で適用される返済額をまとめてあります。
借入残高 | 毎月返済額 |
---|---|
2,000円超10万円以下 | 2,000円 |
10万円超20万円以下 | 4,000円 |
20万円超30万円以下 | 6,000円 |
30万円超40万円以下 | 8,000円 |
40万円超50万円以下 | 1万円 |
50万円超100万円以下 | 1万5,000円 |
100万円超150万円以下 | 2万円 |
150万円超200万円以下 | 2万5,000円 |
200万円超250万円以下 | 3万円 |
250万円超300万円以下 | 3万5,000円 |
300万円超350万円以下 | 4万円 |
350万円超400万円以下 | 4万5,000円 |
400万円超450万円以下 | 5万円 |
450万円超500万円以下 | 5万5,000円 |
500万円超600万円以下 | 6万円 |
600万円超700万円以下 | 6万5,000円 |
700万円超800万円以下 | 7万円 |
800万円超900万円以下 | 7万5,000円 |
900万円1,000万円以下 | 8万円 |
1,000万円超 | 8万5,000円 |
横浜銀行カードローンの利用に向いている方は横浜銀行の口座を持っており、利用地域に住んでいるか勤務してる方が前提となっています。
その上で、高額の借入を考えていたり、仕事などが忙しいのでいWebで完結させたいと考えていたり、借入やローンを一本にまとめたいと考えている方におすすめできるカードローンとなっています。
横浜銀行カードローンは大手銀行と比べても見劣りしないサービスなので、口座を持っていたり利用地域に滞在しているのであればぜひ検討してみてください。